図録を収納する豪華なケース
原画撮影・装丁デザイン
Client:宮崎文化本舗 Audience:オーライタロー Design & Photo:三輪浩治

豪華で強固な図録ケース。作品を制作年代順位にレイアウト。生賴範義 + 生賴範義Ⅱ + 生賴範義Ⅲ の3冊 、約700頁が入ります
©OHRAI

大量に作ったデザインサンプルの一部
左から絢爛な金、すっきり銀、生頼グリーンをイメージした緑銀 等々。
手触りの違った紙でも作ってみた。
決まったのは、本棚に並んでいる時には黒の塊をイメージ、氏の作品の重厚感を。取り出してサイドを眺めると作品の量を感じさせる、様々な作品を配したデザインに決定。その後、製函所で1mm刻みでサンプルを作って貰い、重い図録がちゃんと止まる、すっと出る 最適な寸法を検討しました。
サイドの作品も原画に忠実に印刷、細部まで丁寧につくって頂きました。
1962年から2015年まで、作品の一部とは言え1000点オーバーの作品群を掲載した図録ケースはこうして作られました。