延岡市「こどもーる 子どもを預かる施設」のシンボルマーク。
こどもーる ブランディングマーク 協力Illustration: DesignCAAAT ©ADLOOKʼS


ミツバチのイラストレーションに、楽しい、気軽、走り回る子どもの姿を投影しました。詳しく説明が不要なシンボルにしました。
大きな目標と思想の施設だったが、閉館したのは惜しい。
マークが出来るまで

1.「ミツバチハッチ」のように がオーダー。
とりあえずハチのイラストを探してみる が
こんなシャープな感じでは無い気がする

2.イラストレーターのDesignCAAAT氏に、「子供らしい」「太い」「アンバランスな」をテーマにイラストを描き起こしていただく。フリーハンド風と目鼻立ちのキリッとした二案を送ってもらう。
DesignCAAAT氏のイラストはシンプルな線と面で構成されており、存在感のある作品ばかりである。どちらにするかとても迷う。

3.少し斜めにして、ハチが飛んでいる感じにする。
当初あった脚を略して、小さな羽根で飛びまわっているように見せる。
オリジナルの文字「こどもーる」を試しに組み込んでどんな感じに上がるか試作。

4.欧文との組み合わせを試作してみる。
う〜〜む カワイらしさは断然 和文 であるのに気付く
試作を検討して、プレゼンテーションの企画書をつくる。
一つのアイデアを薦めるのではなく、複数案を提出してクライアントに選んでいただく。この方が、クライアントが気に入って頂いたマークは永く使って頂くし、マークがクライアントに寄り添うようになる。
選びやすいように専門用語を避けて、分かりやすい言葉をつかう。これで決定することが多いので丁寧に作っていく。企画書制作だけで数日を要する。








アイデア-2 に決まる。
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